メールマガジン【2019.9.12発行】
いつもお世話になりありがとうございます。「EB処理」のエレクトロンチャージャー研究所です。メールマガジンを再開いたしました。不定期ではございますが「EB処理」の効果実績をご紹介いたします。
今回は三重県で熱間鍛造をされているお客様です。工具は三菱日立超硬ボールエンドミル(EPDBEH-TH3EPDBEH-TH3)、高硬度鋼加工用新コーティングでナノ組織を採用することで突発的な欠損を抑制できると評判の工具です。被削材は加工しにくいと言われる熱間鍛造金型(SKD61)です。
「とりあえず試してみるか!」という感じでEB処理させていただきました。半年後、「良かった!倍は持った!」という嬉しいお電話をいただきました!すぐにお伺いし、他のサイズのエンドミルも試していただくこととなりました!
【SKD61】といえば、愛知県で金属切削加工をされているお客様にも好評です。工具は三菱超硬チップ(VNMG160404-MH)材種はCVDコーティングUE6105。
従来1か月に1ケース購入してましたが、寿命3倍となり春夏秋冬、季節に1ケースの購入となりました。
【SKD61とは】
熱間金型用合金工具鋼の一種で、炭素工具鋼にタングステン、モリブデン、クロム、バナジウム等を添加しています。
SKD61は強さ、耐熱性、耐軟化性に優れているので、アルミ亜鉛ダイカスト金型やプラスチック射出成型金型のように丈夫で熱に強い金型を求められる材料として多く使用されています。また最近では高温に加熱した鋼板を金型でプレス成形するホットスタンピング用金型鋼にも使用されています。
SKD61の材料特性は非常に優れていますが炭素鋼などに比べると削りにくい材料と言われます。工具を「EB処理」することで加工面が粗れにくくなり、寿命も延長されたと言う嬉しいお話をいただいております!お心当たりのある方はもちろん、これはどうかなぁ~と思われる方も、是非一度「無償テスト」をお試しください!お問い合わせ心よりお待ちしております。